終活とは人生をより良く生きる作法

終活とは?エンディングノート・親の介護・老後の生活など、自分らしい最期を迎えるために必要なことを考えています。

終活年賀状だけじゃない!年末年始は終活のチャンス!

家族が集まる年末年始は終活のチャンス

年末を迎え、終活の一環で「年賀状を出し納めにする」、いわゆる終活年賀状を考えておられる方も多いようです。

当ブログでも「終活年賀状 書き方」や「終活年賀状 文例」などでの検索が、かなり増えています。

 

shuukatsu-junbi.hatenablog.com

 

 年末年始、お盆、ゴールデンウィーク、長期休暇は、帰省で実家に帰る方も多いことでしょう。

久し振りに家族が顔を合わせる機会です。普段は中々話せない両親、あるいは子ども達と終活の話をしてみませんか。 

f:id:yumeno10jp:20181207014514j:plain

とくに新しい年を迎える年末年始は、自分の歩んできた道を振り返ったり、、これからの人生のことのついて考える良いきっかけになるはずです。

家族でゆっくり食事でもしながら、リラックスした気分で、葬儀や遺産の相続について、親子で話す機会を作ってみてはいかがでしょうか。

「死」について話すことは縁起の悪いことではない

 終活はより良く生きるためのものです。決して縁起の悪いことでありません。

しかし、子供から話す場合は、いきなりお金や財産にからんだ話をすると反発を招きやすいので、不要品の整理の話や、体調の話をそれとなく話してみてはいかがでしょうか。

そこから、万が一の場合、お葬式やお墓はどうするのかなど、あくまでも親の希望を聞く形で話を進めます。

深刻な問題もあるからこそ、笑いも入れながら 

芸能人で終活宣言をされている方も少なくありません。女優の財前直見さんもその一人です。NHKの終活をテーマにした番組に、財前さんが出演し、自身のエンディングノートも紹介されていますが、自分の両親の終末に備えて自らが質問項目を考えて作ったインタビューシートも紹介されています。

 

それは、親に「介護状態になったらどうされたい」、「認知症になったらどうされたい」、「延命治療はどうされたい」などの確認しておきたい大事な質問から、「生まれ変わったら何になりたいですか?」「未来の地球はどうなっていると思いますか?」など一見終活とは関係ないような質問もあります。

 

これについて財前さんは、

「やっぱり、ちょっと緩いところも入れておかないと、一応笑いも入れておかないと、なんかね、大事なとこだけ聞くのも失礼かなと思って。でも、いろいろ聞いていくうちに、知らなかったお父さん、お母さんの話が出てきますので、そういう感じで聞いていただけると、「あっ、そっか」って、新たな両親像みたいなものが自分の中に生まれるんじゃないかなと思っています」

と答えています。

 

もちろん、家族の良好な関係があってこそだと思いますが、親に対し、お金や財産の話、葬式やお墓の話だけだと、話ずらいこともあるでしょう。そんな時には、少し気持ちを和らげるような話題も必要なのではないでしょうか。

 


shuukatsu-junbi.hatenablog.com

迷惑を最小限にしたい気持ちを伝える

親から話す場合は、まずは、体調や持病のこと、介護のことや、万が一の場合のお葬式やお墓の希望、財産として残したたいもの、処分したいものなどを話してみてはどうでしょうか。

エンディングノートにまとめているのであれば、それを見せてもよいでしょう。自分達の終活について押しつけるのでは、子ども達に理解してもらい協力してくれるように話してみて下さい。 

そうすれば、子ども達に、死んだ時に迷惑はかけるけど、それを必要最小限にしたいという気持ちは伝わるはずです。

 

 何を話したらよいのか分からないときは、終活セミナーへの参加してみるのも一つの方法です。各地で色々な終活セミナーが開催されてるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。