終活とは人生をより良く生きる作法

終活とは?エンディングノート・親の介護・老後の生活など、自分らしい最期を迎えるために必要なことを考えています。

財前直見さんの終活 独自のエンディングノートも紹介

女優の財前直見さんが、11月14日にNHKで終活を取り上げて放送された「クローズアップ現代+」に出演されました。 

 

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この番組では、「”孤独死サバイバル”50代から備える」という番組タイトルで、40代~50代の現役世代が将来の孤独死に備える動きを特集した番組で、財前直見さん以外にも独自の終活に取組む方が取り上げられています。

財前さんは、今年(2018年)で52歳となり、番組では、両親やも子供さんも出演されています。数々のドラマに出演してきた女優の財前さんが、終活を始めているとは聞いていましたが、2016年には『終活ライフケアプランナー』の資格まで取得しています。彼女がここまで“死の準備”に積極的になった理由が番組の中で紹介されています。

『終活ライフケアプランナー』という資格を取得したきっかけは、資格を取る以前、義理のお母様が亡くなった時に、残された物を整理しようとしたが、大事なものはどれなのかわからず困ったことがきっかけとなったとのこと。

この出来事がきっかけで、エンディングノートの重要性を感じ、自身でも用意し、また周りの人にもすすめるようになったそうです。  

 

 番組では、財前さんのエンディングノートが紹介されています。紙に書いて一つにまとめられたノートには、一般的な内容に加えて、子供さんがお母さんのあの味を再現したいと思った時のための「おかあさんのレシピ」のページや、自分の両親の終末に備えて自らが質問項目を考えて作ったインタビューシートなどユニークなものもありました。

 

また、 財前さんがエンディングノートを作る前に作ったライフプランの入った年表「未来への年表」も紹介されています。


年表の中身は、自分が何歳のとき、親は何歳で、息子は何歳。傘寿や米寿の親のお祝いがいつで、息子が中学生になるのがこのタイミングで、高校生になるのはこのときとか、ひと目でわかるようなものです。また、子供が成人するまでの必要なお金や、両親の介護費用、そして年金の収入や生命保険についても書かかれていました。

 

終活について、「人は死んだ時、必ず(家族に)迷惑はかけるけど、それを必要最小限にしておきたいなっていうことですね」という財前さんのことばが印象的でした。

 

これからの年末年始は家族が集まる良い機会です。終活について家族同士で話すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

 

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