終活とは人生をより良く生きる作法

終活とは?エンディングノート・親の介護・老後の生活など、自分らしい最期を迎えるために必要なことを考えています。

人生100年時代!通信教育大手のユーキャンでも「終活アドバイザー」の講座が中高年に人気です。

f:id:yumeno10jp:20190218145313j:plain

人生100年時代といわれるようになりました。超高齢化社会といわれるなかで、通信教育講座でも、終活に関する資格に人気があるようです。

どんな資格が中高年に人気なのか? 各種通信教育講座を運営する生涯学習のユーキャン によれば、最近のトレンドは終活や認知症に関する資格のとのこと。

今回は、講座の中でも特に中高年に人気上昇中の「終活アドバイザー」の講座を紹介します。

終活アドバイザーとは

 終活アドバイザーとは、終活アドバイザー協会が認定している資格です。

終活アドバイザーは、終活の専門家として、終活が必要な人や、終活を行う身近な相談相手となることができます。また、エンディングノートを書いていただくことを通じて、終活の進め方や、身の回りの困り事を解決するためのアドバイスができるようになります。

引用:終活アドバイザー協会HP

終活アドバイザーに出来ること

同協会では、次の四つを終活アドバイザーの役割としています。

エンディングノートのアドバイス:例えば地域の集まりなどで、エンディングノートの書き方やアドバイスやセミナーができます。

終活で悩んでいる方へのアドバイス:終活に関する豊富な知識を持っていることで、終活に悩んでいる方へ問題解決に向けた相談相手となれます。

専門家への紹介やコーディネイト:専門家を紹介するなど相談者と専門家をつなぐコーディネーターの役ができます。

治自体窓口などへの同行や手続きの手伝い:行政手続きや届け出などが不安な方へ窓口への同行 

f:id:yumeno10jp:20181213140302j:plain

終活アドバイザーの資格について

ユーキャンの通信講座を受講して、試験に合格すると終活アドバイザーになることができます。検定試験は、講座の終了試験として行います。実質的に試験実施団体公認講座ですので、この講座受講以外に資格を取得することはできないようです。

終活アドバイザー講座を申し込むと、終活に関する教材が3冊、エンディングノート1冊の合計4冊がテキストとして送られてきます。

テキストは、イラストや事例が豊富で見やすく作成されています。講座では教材で終活に必要な知識を学び、同時に一緒に送られてきたエンディングノートを作成していくことで自分や家族の終活を実践していきます。

月に1回の添削課題を3ヶ月おこない、4ヶ月目に終了試験(検定試験)を受験します。学習期間は標準で4ヶ月ですが、最長8ヶ月までサポートしてくれます。講座の進め方は基本的に他のユーキャンの講座と同じです。すきま時間を利用して、スマホやパソコンから勉強できるWebコンテンツ「学びオンラインプラス」用意されています。

試験と合格率

検定試験は自宅で受験します。毎月の添削課題を提出していて、マークシート式の試験で60%以上の得点をとれば合格です。

試験内容は終活の基本からはじまり、老前整理や財産の管理、年金などの社会保障制度の基礎知識、医療・介護生後などのライフプラン、死後の手続きや葬儀、相続など教材で3ヶ月間勉強したことが主な試験範囲です。

試験に不合格した場合でも、8ヶ月のサポート期間内であれば何回でも試験を受けることができるので、 合格率はほぼ100% と考えてよいでしょう。

合格した後、終活アドバイザー協会に入会することで終活アドバイザーとして認定されます。

f:id:yumeno10jp:20181105153344j:plain

費用について

ユーキャンの講座受講料は35,000円(税込)となっています。終活アドバイザーの資格を取るには講座修了後、終活アドバイザー協会の入会金4,000円と年会費6,000円が必要となります。希望する者は資格認定者として、終活アドバイザー協会のリストに掲載されます。

まとめ

この講座はどんな人の向いているのか。それは、自身や家族のために終活の知識を役立てようと考えている方や、現在の仕事の現場で終活の知識を生かせる職業の方にこそおすすめです。

終活アドバイザーの勉強を通じて、あなたご自身や、家族のために終活に関するさまざまな知識を学んだり、エンディングノートを使ったライフプランの設計をしてみることは、良い人生を生きるための指針として役立つことでしょう。夫婦で今後のことを離しあったり、終活のことで悩んでいる友達の相談に乗って上げたりするのもよいでしょう。

また、医療・介護、金融・保険、法律、葬儀などの各業界の方であれば、自分の付加価値を高めたり、仕事の幅を広げたりすることができるでしょう。

自分や家族のため、現在の仕事のスキルアップのために生涯学習のユーキャンであなたも終活について学んでみませんか。 

 

参考: 

終活に関する資格は終活アドバイザーだけではありません。調べてみると終活アドバイザーを含めて7資格あります(2019年2月現在)。全て民間資格なので、各資格ごとに認定団体が異なります。

終活アドバイザー(終活アドバイザー協会が認定)

終活ガイド (一般社団法人終活協議会が認定)

終活カウンセラー(一般社団法人終活カウンセラー協会が認定)

終活ライフケアプランナー(キャリアカレッジジャパンが認定)

終活マイスター(一般社団法人日本終活マイスター協会が認定) 

終活士(任意団体 日本終活士協会が認定)

終活診断士 (一般社団法人日本クオリティオブライフ協会) 

終活ブームの影響でしょか?終活に関する資格はこんなにあります。資格を取るためには、通信講座や会場での受講が必要だったり、認定試験の形態もさまざまです。

女優の財前直見さんが「終活ライフケアプランナー」の資格を取得されていることはよく知られています。

 shuukatsu-junbi.hatenablog.com